館山エリア 台風による震災状況 2019年9月14日
9月9日の台風の影響により千葉県では広範囲に渡り停電と断水が続いている。
台風の二日後に実家に戻り親の様子を見に行きましたが
両親が住む酒々井町も停電が続いているためロウソク 懐中電灯を使用して過ごしていました。
電気が供給されないとお湯が出ないため水のシャワー
暑くても扇風機さえ動かない
コンビニの陳列棚の上の商品も疎らだった。
幸いにも酒々井町上岩橋は台風から三日目に電気が復旧しました。
前職でお世話になった先輩と(共に千葉出身)14日に千葉南部エリアに状況確認に行くことにしました。
先輩はボランティア経験が豊富なので色々と学ばせてもらえました。
震災が起きた時に必要な物資ってなんだと思いますか?
想像すると水や食料など想像しませんか?
先輩の話だと物資が足りすぎていたりすると配っても余ることもあるとのことです。
まずボランティアで行く際は受け入れ先のセンターに何が足りてないかを聞くといいみたいです。
今回館山に行くにあたり先輩が館山の小宮庸宏さん https://twitter.com/Dj_K_MAN
にコンタクトを取ってくれて必要な物を事前に確認してくれました。
必要なものは
土囊、ブルーシート、生活水等を携帯するための畳めるポリ製のタンク
(お年寄り等がトイレて使う際に便利なようです)
などとの事でした。
早速館山に向かう前にホームセンターでブルーシートを購入
(確か4m X 4.5mのものを大量に)
館山に向かう道中では自衛隊の災害派遣車を見かけました。
館山に着いて 小宮さんにお話を伺いました。
館山布良地区、白浜では電気が通らず断水が未だに続いているとの事です。
また物資を募り届いたとしてもそれを届ける人がいないのが現状との事でした。
(小宮さんは二人の女性の方と車の中に物資を車内いっぱいに詰めていました)
お忙しい中にお時間を頂いてお話を聞かせて頂きました。
先輩に聞いた話だと(自分の理解力が乏しく間違っていたらごめんなさい)
被災した地域の人は社会福祉協議会にボランティアの要請をする事で社会福祉協議会がボランティアセンターを開設させて物資やお手伝いしてくれる人を募るとの事です。
今回のように電気も携帯も圏外になるエリアで
また今まで被災したことがないと社会福祉協議会の存在を知らず使い方がわからない市町村も多いとの事です。
人口が密集するエリアでは比較的行政の援助も行き届きやすく
沿岸地や人口が少ない地域の情報が伝わりにくいのかも知れません。
盲点ですね。
布良地区の町にある布良崎神社の鳥居を入り階段を上がると屋根の支柱が台風の影響で損壊し
その中に納められと思う神輿が横転し上に屋根がのしかかった状態でした。
この神輿は町のとても大切な財産だと思われます。
神社の敷地内には大木が根こそぎひっくり返ってます。
街中では民間のボランティアで来てる方が少数
自分の家の屋根に登りブルーシートを引いてる人たちの姿が目立ちました。
行政の援助が行き届いていない印象を受けます。
ですが
町の人はお互い助け合いながら復興作業をしている様子でした。
千葉県の電気復旧にはまだ時間が掛かるとニュースで伝えてました。
また被災地では15日の夜遅くから16日にかけて局地的な激しい雨や雷雨との事です。
1日も早く行政の援助が行き届いてくれればと願うばかりです。












